
新潟市古町のダーツ&ビリヤードBAR「BECOME」様にて、防犯カメラとカスハラ対策用収音マイクの設置工事を行いました。今回は単なる防犯だけでなく、姉妹店「Midnight Metal Bar」とのシステム連携を実現。お互いの店内状況をリアルタイムで把握できる環境を整えました。さらに、入り口に高感度マイクを設置し、映像と明瞭な音声で従業員を守る「証拠」を残せる次世代の店舗管理システムを導入した事例をご紹介します。
目次
1.古町の人気BARが抱える運営課題と導入の背景
1-1.深刻化するカスタマーハラスメント(カスハラ)への備え 新潟市古町という賑やかなエリアで、ダーツやビリヤードを提供する「BECOME」様。多くの人々が交流する社交場である一方で、お酒が入る場特有のトラブルや、スタッフに対する過度な要求、いわゆる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対策が喫緊の課題となっていました。映像だけの記録では、接客中の細かなニュアンスや不当な暴言を完全に把握することは難しく、オーナー様は「スタッフがより安心して働ける環境を作りたい」という強い想いをお持ちでした。
1-2.複数店舗を運営するオーナー様の「管理の目」を強化 また、BECOME様は姉妹店を運営されており、各店舗の状況をいかに効率よく把握するかも重要なポイントでした。オーナー様が一方の店舗にいる際や外出中であっても、各店の混雑状況やスタッフの稼働状況をリアルタイムで確認できる仕組みが求められていました。単なる「事件が起きた後の確認用」としての防犯カメラではなく、日々の運営を円滑にし、複数店舗をシームレスに繋ぐ「管理ツール」としての導入が今回のミッションでした。
2.「映像+音声」で従業員を守るカスハラ対策
2-1.入り口に設置した高感度収音マイクとカメラの連動 今回の施工における最大のポイントは、店舗入り口付近への「高感度収音マイク」の設置です。防犯カメラとマイクを高度に連動させることで、入店時のやり取りや、トラブルが発生しやすい受付エリアの音声をピンポイントで集音します。BARのような音楽や騒音がある環境でも、人の声を明瞭に拾い上げる特殊な機材を選定・調整しました。これにより、接客中のスタッフがどのような言葉をかけられ、どのような状況にあったのかを客観的に記録できる体制を整えました。
2-2.「言った・言わない」を防ぐ明瞭な音声記録の重要性 「映像」に「明瞭な音声」が加わることで、証拠としての価値は飛躍的に高まります。特にカスハラにおいては、スタッフが笑顔で対応していても、相手から執拗な暴言を浴びせられているケースが少なくありません。音声記録があれば「言った・言わない」の水掛け論を根絶でき、万が一の際には警察や外部機関への提出用として、これ以上ない強力な裏付けとなります。この「声の証拠が残る」という事実自体が、スタッフにとっての大きな盾となり、心理的な安心感に直結しています。

3.姉妹店「Midnight Metal Bar」との画期的なシステム連携
3-1.複数店舗のライブ映像を一元管理するネットワーク構築 BECOME様のプロジェクトでは、以前弊社で施工させていただいた姉妹店「Midnight Metal Bar」とのシステム連携を実現しました。最新のネットワーク技術を駆使し、両店舗のライブ映像を一つの画面で一括管理できる環境を構築。専用のモニターはもちろん、オーナー様のスマートフォンからも、各店舗の状況を即座にスイッチングして確認可能です。これにより、店を離れていてもまるで現場にいるかのような精度で店舗状況を把握できるようになりました。
3-2.店舗間の状況把握が生むオペレーションの効率化 この店舗間連携は、防犯だけでなく日々のオペレーション効率化にも大きく寄与しています。「あちらの店が混んできたからスタッフを応援に送る」「あちらの機材がトラブルを起こしているからすぐに向かう」といった、データに基づいた迅速な判断が可能になります。古町エリアで展開される姉妹店同士がリアルタイムで繋がることで、組織としての対応力が強化され、オーナー様の店舗管理における身体的・精神的な負担を大幅に軽減することに成功しました。

4.BARの雰囲気を壊さないスマートな施工技術
4-1.内装に溶け込むカメラ選定と隠蔽配線のこだわり ダーツやビリヤードを楽しむ洗練されたBAR空間において、無機質な配線や威圧的な機材が露出することは避けるべきです。私たちフィルイストは、店舗のインテリアを尊重し、配線を天井裏や壁面内に隠す「隠蔽(いんぺい)施工」を徹底しました。カメラ本体も、威圧感を抑えつつ死角を作らないコンパクトなドーム型を採用。設置場所も、照明の当たり方やインテリアとのバランスを考慮し、ミリ単位の調整を行うことで「守られているが、監視されているとは感じさせない」施工を実現しました。
4-2.暗い店内でも鮮明な「低照度対応カメラ」の威力 BAR特有のムーディーで薄暗い照明環境は、一般的な防犯カメラでは映像が真っ暗になりがちです。そこで今回は、極めて少ない光量でもノイズを抑え、鮮明なカラー映像を記録できる高感度センサー搭載カメラを導入しました。夜間の営業中であっても、店内の隅々までクリアに視認でき、人物の表情や手元の動きを逃しません。低予算でのご要望に対し、コストパフォーマンスに優れた最新鋭のIPカメラを選定することで、デザイン性と実用性をハイレベルで両立させました。
5.施工後の効果と株式会社フィルイストのサポート
5-1.「安心感が違う」オーナー様とスタッフ様の満足度 システム稼働後、オーナー様からは「店舗間の連携ができるようになったことで、管理が驚くほど楽になった。何より、入り口にマイクがあることでスタッフの守りが固くなった」と、高い評価をいただいています。スタッフの皆様からも、何かあった際に会社が守ってくれるという確証が得られ、接客に余裕が生まれたとのお声をいただいております。こうした現場の「安心感」の創出こそが、防犯システムを導入する真の価値であると私たちは考えています。
5-2.新潟の店舗運営をITと防犯で支えるパートナーとして 株式会社フィルイストは、単にカメラを取り付けるだけの業者ではありません。新潟という地域に密着し、お客様が抱える「カスハラ対策」「店舗連携」「Wi-Fi環境の改善」といった具体的な悩みを、電気通信のプロとして解決いたします。導入後のメンテナンスや操作方法のレクチャーも含め、店舗運営のパートナーとして寄り添い続けます。防犯対策や通信インフラの刷新をご検討の際は、ぜひ私たちフィルイストへお気軽にご相談ください。